Defender-Xの特徴

万引き対策などで防犯カメラを入れてはいるものの、抑止力にはなりますが抜本的に万引きをなくすことはできません。棚卸で万引きが分かったとしても、過去の防犯カメラ映像をすべて見直して誰が万引犯なのか特定するのも非常に労力と時間がかかります。結果、防犯カメラを生かしきれず、万引などの常習犯は野放し状態というのが現状ではないでしょうか。

​ 「Defender-X」はこのようなただ録画するだけの既存の防犯カメラとは全く異なります。リアルタイムに防犯カメラ映像を監視し、人のわずかな動きからこれまで培ってきた膨大なサンプルデータと研究結果を元に感情を解析し、不審者かどうかを事前検知できる全く新しいシステムです。

Defender-Xの特徴・ポイント

リアルタイム検知・録画画像検知

防犯カメラのライブ映像でリアルタイム不審者検知も可能ですし、録画動画をDefender-Xにかけて不審者を探すことも可能です。長時間の録画動画を人が確認するのではなく、Defender-Xにかけて不審者検知をして後に人がその時間帯の前後の映像を確認するだけ、という運用も可能になります。

照合用データベース不要

顔認証システムなどでは、事前に顔データの登録が必要でした。Defender-Xは人の動きから感情を読み取りますので、顔データなどの照合用データベースは不要です。ですので不特定多数の中から不審者・万引犯をリアルタイム検知が可能です。

既存の防犯カメラにアドオン可能

既存の防犯カメラにDefender-Xだけをアドオン可能です。録画もしながらリアルタイムに不審者・万引犯検知をするシステムが構築可能です。

不審者検知画像


窃盗後の犯人映像 解析結果

不正侵入の犯人映像 解析結果
2013年ボストンマラソン自爆テロ防犯カメラ映像の解析結果
左:犯人逮捕 右:自爆犯

海外の運用実績

  • ソチオリンピック
  • ロシア空港
  • ロシア政府機関
  • デパート等

日本国内での運用実績

  • 2016年 伊勢志摩サミット
  • 経済産業省(税関等)
  • 警察・警視庁
  • 国際フェリーターミナル
  • ショッピングモール
  • スーパーマーケット
  • ドラッグストアー
  • ホームセンター
  • 釣具店

ソチオリンピックでの検知実績

警備状況

パビリオン数17ケ所(262ゲート)
監視カメラ数262台(1台ゲート)
システム設置数131セット(カメラ2台/セット)

検査結果

来場者数270万人(ピーク時12万人/日)
1ゲート当たりの通過人数1200人/日
1ゲート当たりの不審者検知数5~15人/日

警備結果

1日当たりの不審者検知数 2620人

検知人数に対して92%を入場拒否

 (薬物・酒類・火気等持込禁止物所持 72%、異常行動 8%、チケット不所持 20%、問題なし 8%)