No More Telephone! 時間大切!!

「No More Telephone! 時間大切」とはホリエモンこと、堀江貴文さんの「No Telephone」という曲のパロディです。私はYoutubeのホリエモンチャンネルが好きで、そのYouTube動画の最後に挿入歌で流れています。最近、AppleMusicでも配信されているのでiPhoneでも聴いています。とてもテンポのよい曲で好きな曲です。YouTubeでも聴けますので是非聴いてみてください。

この歌の中の歌詞で、「時間大切・・・ こんだけスマホ普及した時代 今時電話想定外・・・ そもそも電話いらなくね? 相手のタイミング考えてなくね? ・・・ No No No Telephone 相手の身になれYo!」

スマホやSNSがない時代は電話はなくてはならないものでした。今でも連絡手段として不可欠なものではありますが、今ではメールやLINEなどのSNSなど様々な連絡手段があります。それぞれ電話もSNSも連絡手段としては同じなのですが、性質が異なります。電話はやはり歌詞にもある通り、掛ける側の都合で電話をし、電話は相手がどのような状態か関係なくかけて相手と話すことができます。とても集中して仕事に取り組んでいるところに電話1本かかってくるだけで、その集中は途切れます。電話が終わってからまた元の集中状態に戻るにはまた相当時間がかかります。悪く言えば電話は相手の時間を奪う行為とも言えます。

また電話を掛けた方も、相手がその場に居なかったりすると呼び出しの間時間を取られます。呼び出してもらった結果、不在だったりすることもあります。これだけ取ればほんの1、2分のことと思うかもしれませんが、チリも積もれば山となります。掛けた自分も1,2分のロスがあり、電話応対した取引先の社員も1,2分のロスが発生するわけです。1日1回このようなことがあれば、年間200日仕事したとして、一人400分、相手社員も含めれば約13時間、年間で1日と半日分、無駄に時間を使っているということになります。これを皆さんはどう見るでしょうか。

今の日本に、この些細な時間でも時間を無駄にしている、という感覚あるでしょうか。日々忙しく立ち居ふるまっているようですが、ムダにしている時間もかなりあって、1日終わってみたら今日何やってたっけ? という人が多いと思います。

私の取引先の社員さんが、コロナ緊急事態宣言が出たときこんなことを言っていました。「ほとんど電話がかかってこなく仕事に集中できはかどった。」 という話をしていました。電話の応対がないだけで自分自身で実感できるほど仕事がはかどったということです。

このことはただ仕事がはかどり、成果が上がったということにとどまりません。今まで電話応対で確かな成果・結果が生み出せず、何となく仕事をしていた人が、言葉したくなるような確かな成果が出たことで、充実感を感じたのです。人は何か物事に集中し、確かな成果・結果を実感することで幸せを感じるようにできています。

私は電話屋出身で今でもビジネスホンを売っている身ですが、そのような現状は変えたいと思っています。日本の生産性は先進諸国の中で最低ランクだそうです。些細なことのようですが、このような電話のあり方も生産性の低さの原因の一つだと思います。

経営者としては、前述の社員のように「自分のすべき仕事に集中でき、確かな成果を出し、それを実感できるにする」環境づくりが大切だと思います。社員満足度という言葉が出てきて、福利厚生や休暇の取りやすさなどを改善するような動きがあるようですが、社員満足度の本質はそこにあらず、本来すべきことに集中できる環境を与えてあげることと考えます。

先日メンタリストDaiGoさんの動画で「仕事にやりがいを感じる日本人は、わずか6%」という研究結果があるそうです。この数字を見てどう思ったでしょうか。昔の勤勉勤労の典型的な日本人の姿は感じられません。なぜこのようにことになってしまったのか。よくよく考える必要があります。

技術は日々新しいものが出てきています。適材適所で正しく道具として使うことで、日々の雑多な事から解放され自分のすべきことに集中でき、生産性が上がり、日々の成果に満足し、充実した日々がおくれるようになると自分は思っています。「No More Telephone!」はそれを実現するための一手段です。やり方はこれだけではありませんが、象徴的な文言と思って採用しました。

私はそのような事に少しでも貢献できればと思っています。

株式会社ネットワーク東海 代表取締役 岩田好史