360度全方位防犯カメラ

これまでの防犯カメラはレンズの向いている方向しか録画することができませんでした。事件・事故が発生した時、ちょうどカメラの死角で映っていなくて事件・事故の解決に役立たなかった、ということはよくありました。結果、カメラの台数を増やして、死角をなくしていくしかないわけですが、どうしても死角は残ってしまいます。画角調整ができるパンチルトカメラなら360度カバーできるとはいうものの、結局レンズの向きを変えているだけで、レンズが向いていない方向は映像が残りません。

一方3、60度全方位防犯カメラはカメラを起点に全方位の画像を録画します。生画像データは魚眼レンズのような映像データで、これを画像処理して人間が見やすい画像に変換して表示させます。さらに最新のネットワークカメラは赤外線や集音マイクを内蔵していたり、防塵防水耐衝撃対応もしており、場所やニーズを問わず設置ができます。価格も下がってきており、複数台の通常カメラを360度全方位カメラ1台にまとめることでコストも抑えられ、コストパフォーマンスも非常に高くなっています。

オススメ導入例

工場・物流倉庫

工場や物流倉庫などは事故や不良品があったとき、原因究明や事故防止対策を立てるのに防犯カメラ映像はとても役に立ちます。弊社で工場に防犯カメラを付けたお客様は、不良品が出たときに工程や作業手順に間違いがなかったか確認に使っています。人が行っている作業ですと過去のことはもう覚えていません。当該作業員にヒアリングしても覚えていないことがほとんどです。防犯カメラ映像なら、決められた手順通り作業を行っているかすぐに確認でき原因特定につながったりします。事故なども原因が分かり、対策を早くとることが可能になります。不良品や事故発生後はその原因特定に膨大な時間がかかりますが、360度全方位防犯カメラで死角なく工場を録画することでいざという時に時間削減にもなります。

小売店・スーパー・ドラッグストア

小売店では万引対策に役立ちます。まずは死角をなくすよう通路の十字路ごとに設置するのがよいです。また防犯カメラに「防犯カメラ録画中」と大きくカメラに表示すると心理学的に万引きを抑止する効果があるといわれています。

レジ

レジでは現金の受け渡しがあります。1万円札と5000円札を間違えたりという釣銭間違いは致命的です。飲食店、特に居酒屋さんなどはお客さんがよぱらっていて、このような時、対応が通常より難しい場合があります。防犯カメラ映像で確認することで釣銭間違いの確認をすることが可能です。

お問合せ

弊社では360度全方位カメラのデモ機がございます。映像の映り具合や操作方法など体験いただけます。導入検討に際しては、下記より弊社へお問い合わせください。